ドイツの自動車メーカーのBMWは、高級車の代名詞である同じくドイツのメルセデスベンツとは一味違った魅力があり、日本国内でも年間5万台近くを売り上げる人気の外車メーカーです。
BMWの魅力は、「駆け抜ける歓び」というキャッチコピーからもわかるように、走りの質感が非常に高く、高級車に走る喜びをプラスしていることです。
目次
しっかり感のある楽しいドライブが可能
特に、直列6気筒に代表される燃焼機関の性能が高く、その滑らかな吹け上がりはシルキーエンジンと評されほどです。
トヨタスープラや日産スカイラインにもBMW製のエンジンが搭載されていることからもわかる通り、高級スポーツカーとの相性も抜群です。
また、ハンドリングも秀逸で、しっかり感のある楽しいドライブが可能です。
日本国内では、エントリーモデルの1シリーズからフラグシップの7シリーズを中心に、SUVタイプのXシリーズや電気自動車のiシリーズ、オープンカーのA4、ハイパフォーマンスなMシリーズなどまで非常に幅広い車種が販売されています。
ラインナップが充実しているため、ニーズに合わせた車種選びができるのは大きな魅力ですが、逆に車種が多いと、BMWが初めてという方はどれを選んだら良いのかかなり悩むかもしれません。
そもそも外車の購入が初めてという方はなおさらでしょう。
維持費については国産車よりも高くなりがち
外車を購入する場合の注意点として、車両価格は国産車の価格が全体的に上がってきていることkら、相対的に割安感が出てきていますが、維持費については国産車よりも高くなりがちです。
車検価格やメンテナンスなど、部品を輸入しなければならないこともあり高くなりがちです。
ただ、きちんと費用を惜しまずメンテナンスさえ行っていけば、基本的な耐久性は非常に高いのでいちまで長く乗り続けることができるでしょう。
初めてBMWを購入する場合
では、初めてBMWを購入する場合はどのようなモデルがおすすめでなのしょうか。
価格の安さという点では、エントリーモデルの1シリーズがおすすめです。
300万円台から購入可能で、国産車と似ているので初めての方にもそれほど違和感なくドライブが可能です。
コンパクトな5ドアハッチバックスタイルで、狭い道路でも運転がしやすいので運転が苦手な方にもおすすめです。
安全装備も充実している他、「Euro NCAP」の衝突安全試験において、最高評価の総合5つ星を獲得しています。
バランスが非常に良い人気の3シリーズ
1シリーズでは国産車のようで物足りないという方は、走行性能や快適性、高級感や価格など、クルマに求められるすべての点でバランスが非常に良い、人気の3シリーズが良いでしょう。
価格は400万円台となりますが、美しく力強い外観と伝統のダイナミックで気持ちの良いドライブフィールは、さらに日本初となる高速道路渋滞時のハンズ・オフ・アシストや充実した安全性能など、どこをとっても不満なく乗ることができるでしょう。
最新モデルは、「2019-2020インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」と「RJCカー・オブ・ザ・イヤー・インポート」のW受賞を達成しており、専門家からの評価も非常に高くなっています。
世界中で人気が集中しているSUVのXシリーズ
また、リセールバリューを考えると、世界中で人気が集中しているSUVのXシリーズもおすすめです。
SUVとクーペの融合させた独特のデザインは目を惹きます。
ただXシリーズのフラグシップとなるX6はかなり大きいので、初心者にはあまりおすすめできません。
むしろ、エントリーモデルとなるコンパクトSUVのX1がおすすめです。
町中でも快適にドライブすることができ、駐車場にクルマを止めるのもそれほど難しくありません。
室内は意外なほど広々しており、車高があるので余裕が感じられます。
初めての方向けにいくつかの車種をご紹介しましたが、BMWだからといって萎縮する必要はなく、国産車を購入するときのように、自分が欲しいと思ったクルマを購入するのが後から後悔することもない最も良い選び方かもしれません。