今日の小学生は大変忙しく、クラスの半分近くの人がいくつかの教室を掛け持ちしているような状況です。
しかし、自分の子供に一体何を習わせばいいのかと迷ってしまうお父さんお母さんもいらっしゃると思います。
そこでそんなお父さんお母さんにお子さんの習い事を決める参考にしたらければと、現在公開されている様々な調査を元に、小学校低学年に人気の習い事をランキング化しました。
スイミング
1位は習い事の中で圧倒的人気を誇るスイミングです。
なかなか身に付ける機会が少ない水泳の泳法を習得できるだけでなく、全身運動・心肺の強化など子供の基礎体力を十分に鍛えることができるため、幅広い年齢の子供がスイミングスクールに通っています。
小学校から水泳の授業が始まるので先に慣れさせておこうと、小学校入学時にスイミングスクールに入会させる親も多いようです。
月謝の目安は6000円ほどに見ておきましょう。
英会話
2位は文化系のものの中でで最も人気な英会話です。
特に子供がまだ小さいうちから英語に慣れさせようとする家庭は多く、低学年の小学生の人気はかなり根強いです。
高校や大学での留学や海外での活躍など、子供の可能性を大いに広げられることのできるものであることは間違いありません。
月謝の目安は7000円ほどとスイミングとあまり変わりません。
ピアノ・そろばん・書道
3位はピアノ・そろばん・書道。
この3つは日本で長い間文化系の習い事として人気を集め、今後もその人気が衰えることがないだろうと言われているものです。
どれも特定の技術を身に付けるためのものですが、それだけでなく何かに熱中する集中力や芸術的感性が深く関係している右脳を鍛えることができ、また子供が一つの特技を持つことで自分に自信を持つことができます。
自分の子供には音楽に親しんで感性豊かに育ってほしいと思っていらっしゃるならピアノを、特に集中力や記憶力が鍛えられて暗算などの特技も身につけさせたい場合はそろばんを、文字を打つことが基本となり字を書くことが軽視されている今の社会で美しい文字を書ける子供に育てたい場合は書道をそれぞれ選んでみてはいかがでしょうか。
月謝の目安は省略します。
学習塾
4位の学習塾は子どもの学力向上を重要視されているお父さんお母さんにはぜひおすすめしたい習い事です。
学校で習う単元を先取りして学習しておくと授業の理解は他の子どもと全く違いますし、物事の理解の仕方や記憶の整理の仕方など生きていく上での勉強の基本的な方法も学ぶことができます。
またお子さんの中学受験を考えていらっしゃるなら、低学年のうちから通わせておくと有利かもしれません。
月謝の目安は10000円ほどでやや高めです。
体操・サッカー・空手
5位の体操・サッカー・空手はスポーツ系の習い事として大変人気です。
身体を動かすものなので、体力の向上やスポーツに対する苦手意識を無くすなどいいことはたくさんありますが、なにより子どもが自ら楽しんで行えるというのが最大の魅力でしょう。
友達も多くできますし、その友達と競い合ったり大会など緊張する場に出ることは子供にとって非常に重要な意味を持った経験になります。
月謝の目安は4000円ほどと他と比べ安く収まります。
プログラミング
6位はプログラミングです。
これは今一番注目されている分野です。
IT化が進む中プログラミングができる人材はとても重宝されており、最近学校でのプログラミング学習が必携化されたばかりです。
プログラミング学習は教材が揃っており、小学校の低学年の小さいお子さんでも簡単に始めることができ、論理的思考力やプログラミングの概念を学ぶことができます。
子どももゲーム作りやアニメーション制作などワクワクするような課題が出されるため、飽きずに熱心に取り組みます。
月謝はやや高めですが、今のうちに習わせておくべきものであるのはまちがい無いでしょう。
月謝の目安は13000円でやはり高額ですね。